GHIT Fundのダイバーシティ(多様性)、
エクイティ(公平性)
&インクルージョン(包括性)
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ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)に取り組むことは、研究開発への投資(助成)とグローバルなパートナーシップを通じて顧みられない感染症に対する日本のイノベーションを推進するというGHIT Fundの使命を果たす上で極めて重要です。
それは組織内においても、社外のステークホルダーの皆さまとの協力においても欠かせません。
私たちは2024年4月、目標達成に向けた進捗状況を把握するため、GHIT FundのCEOを委員長とするダイバーシティ推進委員会(Diversity Steering Committee)を立ち上げました。DE&Iが私たちのDNAにいかに深く根づいているかについて、 こちら をご覧ください。
- ダイバーシティ(多様性)
- 私たちは、多様な視点こそがイノベーションと卓越性を生み出すと信じています。 あらゆる形の多様性を尊重し、チームやパートナーシップを多様化することで、 グローバルヘルス・コミュニティに貢献し、情報に基づいた意思決定を行えるよう、 様々な視点や立場から考えることに努めています。
- エクイティ(公平性)
- グローバルヘルスの領域では研究開発格差が根強く存在しています。 私たちは資金不足の解消とこれまで十分に取り上げられることのなかった人々の声に耳を傾けることで、 格差の解消の実現に貢献します。私たちが支援している研究開発は、社会から疎外された人々や、 アクセスを阻む障壁を取り除くことに何よりも重点を置いています。
- インクルージョン(包括性)
- 私たちは、誰もが尊重され、意見を聞いてもらえるような、 包括的で協力的な環境づくりを目指しています。スタッフ、パートナー、 地域社会におけるオープンなコミュニケーション、コラボレーション、 帰属意識を促進しています。私たちの組織文化は、共感、学習、 そしてミッションへの包括的な参加を重視しています。
Our people
- GHIT Fundの理事および社員は、業務においても、 またリーダーシップの発揮や社員同士のコミュニケーションにおいても、 ジェンダー平等 、多様性、そして包括性を推進することに、誇りを持って取り組んでいます。(別添1) 私たちはDE&Iにおける傾向値やパターン、不公平さを正しく理解するために、 組織内外のデータを分析しモニターしています。今後、定期的にそのデータを公表していきます。
- BIPOC1
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評議委員 80% 理事 69% 選考委員 56% 社員2 100%
- 女性比率
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評議委員 0% 理事 31% 選考委員 44% 社員2 50%
1 BIPOC: Black, indigenous, people of
color:黒人、先住民、有色人種(欧米社会において「人種的マイノリティ」に位置づけられる人々の総称)
2 Staff = 正社員18名(2024年3月31日時点)
2 Staff = 正社員18名(2024年3月31日時点)
Our partners
- 私たちは幅広い視点と専門知識が、イノベーションやアクセスのあらゆる段階で反映されるように、 さまざまな研究者や組織と協力しています。グローバルなパートナーと積極的に関わることで、 日本および世界中のグローバルヘルスの研究開発コミュニティに貢献できるよう、 能力の向上や知識の共有に取り組んでいます。 資金拠出パートナーおよびグローバルな製品開発パートナーとのDE&Iへの取り組みを後押しする方針については、 こちら をご覧ください。
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研究開発パートナーの
約70%
が海外の組織です。
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研究開発パートナーの
20%以上
が低中所得国3を拠点としています。
3 低中所得国(LMICs:Lower- and middle-income country)
参照 : World Bank Country and Lending Groups
参照 : World Bank Country and Lending Groups
参考資料
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- 別添1: ジェンダー平等に対する明確な取り組み
- * 顧みられない感染症に対する取り組みと女性の健康との関連性を示す資料:
- 別添2: グローバルパートナーとしてのDE&Iへの取り組みに関連する規定および方針