Leadership

選考委員会

治療薬、ワクチン、診断薬における研究開発において豊富な知識と経験を持つ国内外のエキスパートにより構成され、プログラム申請者からの申請書、及び進捗報告書の審査・評価を行い、その結果に基づいて、理事会に対して投資案件を推薦する。なお投資プログラムとの利益相反の可能性を排除するため、選考委員会には民間企業の役職員を含んでいない。
共同選考委員長
上村 尚人
大分大学医学部臨床薬理学講座 教授

臨床薬理学、特に臨床開発における重要な意思決定を導くためのFIH / POC研究に特化した幅広い経験を有しています。現在大分大学医学部附属病院で臨床薬理学センターを率い、多くの臨床試験のPIを務めています。過去にはメルク・リサーチ・ラボラトリーズ臨床薬理学部門のディレクター/シニア・プリンシパル・サイエンティストとして早期臨床開発案件を計画、実施、分析していました。現在、大分大学医学部の教授を務め、大阪大学医学部附属病院特任教授、理化学研究所の臨床開発ディレクターを兼任しています。

共同選考委員長
デニス シュマッツ
元米国メルク・リサーチ・ラボラトリーズ感染症研究所所長
元日本MSD研究所所長

30年以上にわたり創薬に関する研究開発に携わる。また、感染症、癌、糖尿病に有効なリード化合物の創出に向けて、多様な治療分野に関する大規模な研究チームの指揮・統括実績を有する。これまでにメルク社の感染症研究所ヴァイスプレジデント、また日本における研究所の所長を歴任。25年以上にわたりグローバルヘルス分野に意欲的に参画し、世界保健機関や抗マラリア薬の研究開発を推進するMMV、ビル&メリンダ・ゲイツ財団との関わりも深い。現在はMMVのサイエンティフックボードの理事長を務め、バイオテクノロジーや製薬企業へのアドバイザーとしても活動。

選考委員
石井 健
東京大学医科学研究所 教授、大阪大学免疫学フロンテイア研究センターワクチン学 教授
医薬基盤健康栄養研究所 ワクチンアジュバント研究センターセンター長

平成5年横浜市立大学医学部卒業。3年半の臨床経験を経て米国FDAにて7年間ワクチンの基礎研究、臨床試験審査を務める。平成15年帰国しJST・ERATO審良自然免疫プロジェクトのグループリーダー、大阪大学・微生物病研究所・准教授を経て、平成22年より平成30年まで医薬基盤健康栄養研究所アジュバント開発プロジェクトリーダー、ワクチンアジュバント研究センター長、平成22年より現在まで大阪大学・免疫学フロンテイア研究センター教授。平成27年―29年まで日本医療研究開発機構(AMED)に戦略推進部長として出向、現在同科学技術顧問を務める。平成31年より現職。

選考委員
北 潔
東京大学名誉教授
長崎大学大学院 熱帯医学・グローバルヘルス研究科 教授・研究科長

昭和49年東京大学薬学部卒業、同研究科博士課程修了。東京大学理学部助手、順天堂大学医学部助手、講師を経て、平成3年より東京大学医科学研究所助教授。平成10年より東京大学大学院医学系研究科教授。平成27年より現職。 日本寄生虫学会理事長、日本生化学会会長を歴任。専門は生化学、寄生虫学。

選考委員
ラルフ クレメンス
ワクチン専門家

ワクチン専門家として30年以上にわたって、武田薬品工業、ノバルティス、GSKのワクチン事業を牽引するとともに、途上国への技術移転やビジネス戦略を指揮。 これまでに開発・許認可を受けたワクチンは25を超え、ワクチンや公衆衛生など幅広い分野で論文も発表している。ドイツ・マインツのヨハネス・グーテンベルク大学医学部卒業、博士号を取得。ペンシルベニア大学ウォートン・スクールにてエグゼクティブMBAを取得。現在は数々のバイオテクノロジー企業を始め、International Vaccine Institute (IVI)やAfrica Research Excellence Fund (AREF)、AERAS、ビル&メリンダ・ゲイツ財団等で科学諮問委員や監査委員、アドバイザーを務める。

選考委員
ケン ダンカン
ビル&メリンダ・ゲイツ財団
Discovery & Translational Sciences部門次長

ビル&メリンダ・ゲイツ財団において、結核、マラリア、蠕虫感染症、下痢症を含む、多岐にわたる感染症の治療薬開発プログラムを指揮。これまで16年間にわたって製薬企業に在籍し、直近ではグラクソ・スミスクライン社にて開発途上国に蔓延する疾患対策のディレクターを務める。エジンバラ大学卒業後グラスゴー大学において博士号を取得。マサチューセッツ工科大学及びハーバード大学医学部にて博士研究員として勤務した経験も有する。

選考委員
アン ミルズ ドゥガン
ウェルカム
イノベーションズ・ビジネス開発部門
Seeding Drug Discovery Fund統括

2010年よりウェルカム・トラストにて、医薬品探索・開発プログラムに対して助成を行うSeeding Drug Discovery Fundを統括。ウェルカム・トラストへの参画以前は、グラクソ・スミスクライン社、グラクソ・ウェルカム社、そしてUCBと、20年以上製薬業界にて研究、実施認可、提携管理、生命科学分野への投資に携わる。バース大学卒業後、インペリアル・カレッジ・ロンドンで博士号を取得。GHIT Fundの選考委員会に加えて、英国HealthTech and Medicines Knowledge Transfer Network運営委員会など、複数のパネルメンバーを務める。

選考委員
ゲルド ミシェル
Vela Diagnostics
チーフ・サイエンティフィック・オフィサー

Vela Diagnostics 社において、チーフ・サイエンティフィック・オフィサー、R&D統括責任者及びチーフ・テクノロジー・オフィサーを務める。これまでに、Foundation for Innovative New Diagnostics のシニア・テクノロジー・オフィサーや、アボットにおいてヨーロッパ、中東及びアフリカ地域の医療・科学開発ディレクター等を歴任。また、WHO、OECD、German National Blood Advisory Board、ウェルカム・トラストのアドバイザーとしての経験も有する。ハイデルベルク大学博士号取得、数多くの産業、学術賞を受賞している。