Apply for Funding
投資に関するよくあるご質問
回答を展開
一般情報
- Q医療機器のプロジェクトも投資対象となりますか?
-
Aいいえ。GHIT Fund の支援対象となる領域は、医薬品、ワクチン、および診断薬です。
現在、GHIT Fund は医療機器を対象としたプロジェクトへの投資(助成)を行っていませんが、既存の医療機器を GHIT Fund の対象疾患に応用する研究開発については、投資対象となる可能性があります。
詳細については、GHIT Fund までお問い合わせください。
- Q個人として資金援助を求めています。申請の資格はありますか?
-
Aいいえ。GHIT Fund は、適格なパートナーシップに属さない個人または単独の組織への支援は行っていません。
GHIT Fund の資金提供を申請するには、貴組織が適切なパートナーシップの一員である必要があります。
- Q非営利団体の運営予算のために資金を集めています。GHIT Fundの投資プログラムへの申請資格はありますか?
-
Aいいえ。組織の運営費を賄うための資金調達は、投資対象外です。
- QGHIT Fund の RFP に対して、同じパートナーシップから複数の申請を行うことは可能ですか?
-
Aはい。関心のあるパートナーシップは、RFP(公募要領)の範囲に合致している限り、複数のプロジェクトを申請することが可能です。また、異なるプログラムに同時に申請することもできます。
- QGHIT Fund は奨学金を提供していますか?
-
Aいいえ。GHIT Fund は奨学金の提供は行っていません。
- QGHIT Fund は知的財産(IP)に関する問題をどのように管理していますか?
-
AGHIT Fund は、投資(助成)したプロジェクトから生じるいかなる知的財産権についても所有権を主張しません。ただし、開発パートナー(Collaboration Partner)は「GHITアクセスポリシー」に従うことが求められます。
- QGHIT Fund からの交付金はどの通貨で提供されますか?
-
A開発パートナーの国籍や所在地に関わらず、GHIT Fund による交付金は日本円で支給されます。予算につきましても日本円で提出する必要があります。
- QGHIT Fund は特定の為替換算指標を指定していますか?
-
Aいいえ。為替換算の管理は、開発パートナーの責任となります。
- Q最大予算はいくらですか?
-
A標的研究プログラム(Target Research Platform)には、Awardごとに予算上限が設けられています。
一方で、スクリーニングプログラム、ヒット・トゥ・リードプログラム、製品開発プログラムについては、GHIT Fund は明確な上限額を定めていません。
プロジェクトの予算は、プロジェクト活動を実施するために必要な金額を反映させる必要があります。
詳細については、各RFP(公募要領)をご参照ください。
- Q臨床試験に関する提案では、プロジェクト全体の予算を申請できますか?
-
A医薬品およびワクチンのプロジェクトでフェーズ2b以降を対象とする場合、GHIT Fund からの投資(助成)額は、資金提供期間中のプロジェクト総予算の50%未満でなければなりません。詳細については、最新の製品開発プログラムのRFP(公募要領)をご参照ください。
- Q質問がある場合は、どこに問い合わせをすればよいですか?
-
AGHIT Fund ウェブサイト内の「お問い合わせページ」からお問い合わせください。
- Q申請者は GHIT Fund の選考委員(Selection Committee)に連絡することはできますか?
-
Aいいえ。GHIT Fund は、現在および将来の開発パートナーと選考委員(Selection Committee)との間の連絡を制限しており、GHIT Fund の投資(助成)に関する問い合わせ、懸念、要望などについて、直接やり取りを行わないよう求めています。すべての連絡は GHIT Fund マネジメント・チームが調整します。これにより、組織としての透明性と意思決定プロセスの公正性が確保・強化されます。
投資決定プロセス
- QGHIT Fund の投資プロセスはどのようなものですか?
-
A各投資プログラムにおける投資プロセスの詳細は、GHIT Fund のウェブサイトの「プログラムへの申請」をご参照ください。
- Q申請プロセスにおける主な締切日はいつですか?
-
A申請プロセスにおける締切日は、各RFP(公募要領)によって異なります。現在公募中のRFPおよびその締切日については、GHIT Fund ウェブサイトの「プログラムへの申請」内の「RFPスケジュール」または各プログラムのページをご参照ください。
- Qプロポーザルフォームはどこで入手できますか?
-
ARFP(公募要領)およびIntent to Apply (ITA) フォームは、「プログラムへの申請」内の各プログラムのページに掲載されています。
なお、プロポーザルフォームは、指定された締切日までにITAを提出した適格な申請者にのみ、GHIT Fund から提供されます。
- QIntent to Applyフォームはどのように提出すればよいですか?
-
A「プログラムへの申請」内の各プログラムのページに掲載されているIntent to Applyフォームに必要事項を記入し、オンライン申請システムを通じて提出してください。
申請方法の詳細については、RFP(公募要領)に記載されています。
- QIntent to Applyフォームを提出しました。GHIT Fund からの連絡はいつ届きますか?
-
AGHIT Fundマネジメント・チームは、Intent to Applyの提出締切後、適格性審査の結果を申請者に通知します。
- Qフルプロポーザルはどのように提出すればよいですか?
-
AIntent to Applyを提出した適格な申請者には、フルプロポーザルフォームが案内されます。
GHIT Fund はオンライン申請システムを通じて応募書類を受け付けています。
申請方法の詳細については、RFP(公募要領)に記載されています。
- Qプロポーザルのページ数に制限はありますか?また、予算およびタイムライン(ガントチャート)のフォームはページ数の制限に含まれますか?
-
Aページ数の上限は、プロポーザルフォームに記載されています。
また、予算およびタイムライン(ガントチャート)のフォームも、ページ数の制限に含まれます。
- Q書類はどのような形式で提出すればよいですか?(例:PDF、Wordなど)
-
A申請書類は、元のフォームで指定された形式のまま提出してください。
- Q申請書と一緒に提出したいものがあります。どのように送付すればよいですか?
-
A実際のサンプル、試作品、その他の補足資料は受け付けておりません。これらの資料は申請者に返却されません。詳細については、各RFP(公募要領)をご参照ください。
- Q想定される開発パートナーの責任にはどのようなものがありますか?
-
Aプロジェクトに関わる開発パートナーの役割と責任は、申請者が定義し、プロポーザル内に明記する必要があります。詳細については、各RFP(公募要領)をご参照ください。
- Qプロジェクトを評価する基準は何ですか?
-
Aプロポーザルはまず以下の観点から予備審査が行われます。
・パートナーシップが GHIT Fund の適格性基準を満たしているか
・プロジェクトの目的が RFP(公募要領)で定められた範囲に合致しているか
・プロポーザルは完成しており、要求された内容をすべて網羅しているか
GHIT Fund マネジメント・チームは、必要に応じて確認質問や追加情報の提出を求め、評価対象となる提案の適格性を判断する場合があります。
予備審査を通過したすべてのプロポーザルは、以下の基準に基づいて評価・優先順位付けされます。
■ 科学的・技術的価値
(例:アプローチと方法論の妥当性、革新性の程度、全体的な品質および網羅性)
■ 創出されるインパクト
(例:どのようにグローバルヘルスの優先課題に貢献するか)
■ パートナーシップ
(例:協働能力および専門性)
■ プロジェクトマネジメント
(例:プロジェクトの実績とパフォーマンス、リスク管理、予算管理)
- Q申請プロセスにはどのくらいの期間がかかりますか?
-
AIntent to Applyの提出締切日から審査結果の通知まで、おおよそ7か月程度かかります。
- Q申請後の進行状況は申請者に通知されますか?
-
AGHIT Fund マネジメント・チームは、以下の申請プロセスの各段階で応募者に通知を行います。
・Intent to Applyの適格性確認
・プロポーザルの適格性確認
・審査結果の通知
- Q提出したプロポーザルの選考結果はどのように知ることができますか?
-
Aプロポーザルの評価プロセス完了後、GHIT Fund は各申請者に審査結果を通知します。
採択されたプロポーザルについては、申請者に「採択通知(Award Notification)」が送付されます。
- Q不採択となった後に、プロポーザルを再提出することはできますか? また、その場合、内容を修正することは可能ですか?"
-
A不採択となったプロポーザルは、今後の公募にて再提出することが可能です。
その際は、前回受け取ったフィードバックを反映する形でプロポーザルを修正することを推奨します。
- QGHIT Fund は、開発パートナー間での契約締結を求めていますか?
-
Aはい。GHIT Fund からの投資(助成)に先立ち、開発パートナー(Collaboration Partner)間で共同研究契約を締結することが求められます。署名済みの契約書は、プロポーザル提出時ではなく、採択が決まった後に必要となります。
- Qプロジェクトへの投資が承認された後、交付金はどの組織に支払われますか?
-
A申請書には、パートナーシップに参加するすべての組織を明記し、その中から代表機関(Designated Development Partner, DDP)を指名する必要があります。
DDP は交付金の受領者となり、プロジェクトの成果に責任を負います。
また、DDP の代表者が GHIT Fund との主な連絡窓口として機能します。
詳細については、各RFP(公募要領)をご参照ください。
- QGHIT Fund の間接経費(例:オーバーヘッド)に関する方針はどのようなものですか?
-
AGHIT Fund は、予算の直接経費合計の 最大14% までを間接経費(オーバーヘッドなど)として援助します。
なお、予算上限が定められているプログラムの場合は、直接経費および間接経費を合算した総プロジェクト予算が上限を超えないようにする必要があります。
- Q交付金はいつ支払われますか?
-
A交付金の支払い方法は、各組織に対して実施されるデューデリジェンス(適格性審査)の結果によって異なります。
原則として、交付金は 2回に分けて支払われます。
1回目の支払い:投資契約書(Investment Agreement)に署名後に実施されます。
2回目以降の支払い:進捗報告書の審査・承認後に実施されます。
- Q進捗報告書(Progress Report)とは、どのようなものですか?
-
AGHIT Fund は、代表機関(Designated Development Partner, DDP)に対し、プロジェクトおよび予算に関する半年ごとの進捗報告書(Progress Report)の提出を求めています。
これらの進捗報告書は、GHIT Fund が定義するマイルストーンに対する進捗状況を把握することを目的としています。
- QGHIT Fund には進捗報告書(Progress Report)のフォームがありますか?
-
Aはい。GHIT Fund は、投資決定後に進捗報告書(Progress Report)のフォームを案内します。
GHIT Fund は ウェブベースの報告システムを使用しており、詳細は採択された開発パートナーに対して案内されます。
- Q採択されたプロジェクトが設定されたマイルストーンを達成できなかった場合、どうなりますか?
-
AGHIT Fund は、進捗の遅延が発生した場合、その状況を個別に評価します。
マイルストーンの期日については、GHIT Fund との協議を経て再設定される場合があります。
ただし、プロジェクトの範囲に対して重大な遅延や逸脱が生じた場合には、選考委員会(Selection Committee)がプロジェクトの進捗を再審査することがあります。
さらに、GHIT Fund は、開発パートナーが契約上の義務を履行しない場合、投資契約を解除する権利を有します。
投資が終了となった場合、GHIT Fund は今後の支払いを中止し、既に支払われた資金の返還を求める権利を保持します。
なお、契約解除に代えて、GHIT Fund が既存の投資契約条件の再交渉を行う場合もあります。
- QGHIT Fund は英語でのみプロポーザルを受け付けていますか?
-
A英語でのみプロポーザルを受け付けています。
適格と判断されたすべてのプロポーザルは、外部審査員(External Reviewers)および選考委員会(Selection Committee)による評価を受けます。これらの委員会はいずれも国際的な専門家で構成されており、評価および選考に関する議論はすべて英語で行われます。
言語に起因する誤解や意思疎通の不一致を避けるため、すべての申請者は申請書類を英語で提出するよう求められています。
- QGHIT Fund の資金は設備投資(固定資産)を対象としていますか?
-
A固定資産として扱われる設備投資は、GHIT Fundの投資対象となりません。
- QGHIT Fund とのプロジェクトを中止する場合の手続きはどのようになりますか?
-
A特定のプロジェクトの中止を検討する必要が生じた場合、GHIT Fund マネジメント・チームは以下の手順に従います。
-代表研究機関(Designated Development Partner, DDP)と GHIT Fund の間で合意が得られた場合:
GHIT Fund の CEO の承認を得たうえで、プロジェクトは中止となります。
その決定は、次回の理事会(Board Meeting)で報告されます。
-DDP と GHIT Fund の間で合意が得られない場合:
選考委員会(Selection Committee, SC) に諮問し、プロジェクトの中止の是非を判断します。
中止と決定された場合、その決定は理事会に報告され、GHIT Fund から開発パートナーに対して正式に中止決定の通知が行われます。
- Q各プロジェクトから生じる成果物(製品、知的財産など)はどのように取り扱われますか?
-
A各プロジェクトから生じる成果物の取り扱いについては、GHIT Fund ウェブサイト内の 「GHITアクセスポリシー」 をご参照ください。
- Q自分たちの組織が「日本の組織」か「非日本の組織」か、よく分かりません。
-
A組織が「日本の組織」か「非日本の組織」として扱われるかは、本社の所在地によって決まります。
例:
Example Corp. が日本に本社を置き、米国に子会社 Example Corp. U.S. を有している場合、たとえプロジェクトに参加するのが Example Corp. U.S. のみであっても、この組織は 「日本の組織」 と見なされます。
- Q当組織には複数のグループ会社があります。パートナーシップ内ではそれらをどのようにカウントすればよいですか?
-
Aグループ会社は1つの組織として扱われます。
例:
Example Corp. が子会社 Example Corp. Technologies を有し、両社の社員がプロジェクトに参加する場合、いずれか一方の会社を代表組織(代表者)として登録してください。