プレスリリース

March 28, 2019

グローバルヘルス技術振興基金 マラリア、結核、デング熱、リーシュマニア症、住血吸虫症の新薬開発に 28.6億円の新規投資を決定

公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(以下、GHIT Fund)はこのたび、マラリア、結核、デング熱、リーシュマニア症、住血吸虫症に対する新薬開発10件に対して、総額約28.6億円の投資を行うことを決定しました。今回発表した案件のうち、新規案件が3件、継続案件が7件です。(別紙1)

 

GHIT FundのCEOであるBTスリングスビーはこのたびの投資案件発表に関して次のように述べています。「GHIT Fundのポートフォリオが成長、加速し、拡大、進化し続けていることを大変嬉しく思います。この度の投資により、GHIT Fundの設立以来、累積投資額は170億円となり、累積投資件数は80件にのぼります。全ての案件が日本の科学と創薬技術を活かした製品開発であり、同時に世界中の研究機関と連携するグローバルなパートナーシップによるものです。GHIT Fundは、製品開発パートナーと緊密に協働しながら、世界中の人々の命に新薬を届けることを目指し、イノベーションをさらに推進していきます。」

 

現在、50件のプロジェクトが進行しています。内訳として、27件の標的・探索研究、15件の非臨床試験、アフリカと南米で8件の臨床試験が行われています。(別紙2)