プレスリリース

December 13, 2018

グローバルヘルス技術振興基金 マラリア、結核、デング熱、リーシュマニア症の新薬開発に 5.2億円の新規投資を決定

公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(以下、GHIT Fund)はこのたび、マラリア、結核、デング熱、リーシュマニア症に対する新薬開発4件に対して、総額約5.2億円の投資を行うことを決定しました。今回発表した案件のうち、新規案件が3件、継続案件が1件です。(別紙1)

 

GHIT FundのCEOであるBTスリングスビーはこのたびの投資案件発表に関して次のように述べています。「今回の投資を通じて新たなパートナーシップが生まれています。GHIT Fundが触媒となり、日本と海外の機関によるオープンイノベーションを推進できることを嬉しく思います。世界中の顧みられない患者さんのニーズに答えるためにも、グローバルな連携と協働をさらに強化していきます。」と述べています。

 

今回発表した投資案件を含めて、GHIT Fundによる累積投資額は約141億円、累積投資件数は77件となります。そのうち、現在、23件の探索研究および、13件の非臨床試験が行われています。さらに、アフリカと南米で8件の臨床試験が行われています。(別紙2)