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April 29, 2020 Others

ビル・ゲイツ氏、ジェレミー・ファラー氏、旭日章受章

本日、ビル&メリンダゲイツ財団の共同議長であるビル・ゲイツ氏と、ウェルカムのディレクターでGHIT評議委員であるジェレミー・ファラー氏が、春の叙勲にて旭日章を受章したことをお知らせ致します。ゲイツ氏は、保健分野における日本の国際貢献の向上に寄与したことにより旭日大綬章を、ファラー氏は、国際保健分野における日本への協力および日本の国際保健政策の発展に寄与したことにより旭日中綬章の栄誉に浴されることとなりました。謹んでお慶び申し上げます。

 

日本の勲章制度は明治8年(1875年)に創設され、旭日章は、国家又は公共に対し功労のある方や、功績の内容に着目し顕著な功績を挙げた方などに授与されるもので、国際関係、日本文化の振興、その分野の進歩、福祉の発展、環境保全など多岐にわたります。勲章制度は内閣府賞勲局が所管し、叙勲等審査会議、内閣総理大臣の了承後、閣議決定を経て、天皇陛下の御裁可を得て発令されるものです。

 

この度の受章に関して、ファラー氏は次のように述べています。「日本政府からの叙勲は、私、私の家族、そしてウェルカムの職員全員にとって大変栄誉なことです。英国と日本、ウェルカムとGHIT Fundのパートナーシップは、科学、イノベーション、政策、外交において極めて良好な影響をもたらしています。この勲章は私たちの協力関係を通じて結実したものに他なりません。この困難な状況の中にあって、私たちの連帯感はかつてないほど重要なものになっています。今後も、世界の健康のために日本とのさらなる連携強化に取り組んで参ります。」 

 

GHIT Fund会長兼代表理事の中谷比呂樹とCEO兼専務理事の大浦佳世理は、両氏の叙勲の栄に関して祝福と感謝の意を表しています。「真のリーダーでありパイオニアであるゲイツ氏とファラー氏が受章の栄誉に輝かれましたことを心からお祝い申し上げます。ビル&メリンダ・ゲイツ財団、ウェルカムとともにグローバルヘルスの課題に取り組めることは私たちの誇りです。両財団とのパートナーシップを通じて日本は多大な恩恵を享受してきました。すべての人々にとってより安全で健康な世界を作るため、ゲイツ氏とファラー氏の類まれなリーダーシップ、先見性、寛大な支援、そして日本やGHITとの揺るぎない連帯に心より深謝申し上げます。」

 

令和2年春の外国人叙勲受章者名簿(外務省HP)

https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100049366.pdf