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登録受付中:1月30日「世界NTDの日」オンライン・ライブイベント
1月30日は、世界保健機関(WHO)が承認している「世界NTDの日」です。
顧みられない熱帯病(Neglected Tropical Diseases: NTDs)とは、熱帯地域や貧困層を中心に蔓延している約20 の寄生虫や細菌、ウイルスによる感染症の総称です。NTDsの代表的な疾患に、デング熱、シャーガス病などがあります。感染者数は世界10億人以上で、NTDsは貧困の連鎖や長期化につながり、開発途上国や新興国の経済成長の妨げにもなっています。しかし、経済的なリターンが少なく、NTDsは新薬開発から取り残されてきました。
WHOは「人類の中で制圧しなければならない熱帯病」と定義しています。
また国連の持続可能な開発目標(SDGs)にNTDsの制圧が掲げられており、地球や人類のよりよい未来を創るためには、欠かせないものとなっています。
このようなNTDs等に対する国際的な医薬品開発を促進するために、世界に先駆けて設立されたのが、日本発の国際的な官民ファンド「GHIT Fund」です。GHIT Fund設立依頼、世界の最貧困層の健康を脅かすマラリア、結核、NTDsなどの感染症と闘うための新薬開発への投資、ならびにポートフォリオ・マネジメントを行っています。
本年5月に予定されているG7サミットにおいて、日本は議長国となります。日本が世界をリードするユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の視点のみならず、安全保障の観点からも、保健分野への世界的な取り組みの強化を訴えることとなります。私たちは特に貧困層が影響を受ける深刻な疾患を議題として取り上げることが、日本のG7議長国としての役割強化につながると考えています。1月30日のオンライン・ライブイベントでは、NTDs制圧の関係者から現状や展望、課題を聴き、G7議長国としての日本の役割について考えていきます。
皆様のご参加をお待ちしております。
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テーマ:2030年SDGs達成およびNTD制圧に向けたロードマップ
日時:2023年1月30日(月) 17時~18時
登壇者(敬称略。一部変更となる可能性があります)
・Ibrahima Socé Fall WHO本部 NTD部長
・塩崎 恭久 前衆議院議員・元厚生労働大臣 / 一般財団法人 勁草日本イニシアティブ代表理事
・小橋川イベテ 日本シャーガス病患者と友の会 会長
・矢島 綾 WHO東南アジア地域事務局 NTD統括官
・金子 聰 長崎大学熱帯医学研究所 教授
・中谷 香 DNDi Japan 代表
・堂本 郁也 日本製薬工業協会(アステラス製薬)
・國井 修 GHIT Fund CEO
・井谷 哲也 厚生労働省 大臣官房国際課 国際保健・協力室長
・⾚堀 毅 外務省 地球規模課題審議官(大使)
主催:世界NTDの日・日本準備委員会
協力:グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)、長崎大学熱帯医学研究所/日本顧みられない熱帯病アライアンス(JAGntd)、DNDi Japan、SDGs・プロミス・ジャパン、一般社団法人 日本熱帯医学会学生部会(J-Trops)、日本製薬工業協会
後援:日経・FT感染症会議
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