Investment

プロジェクト

結核に対する化合物探索プログラム
Project Completed
Please click to see the final report.
  • 受領年
    2015
  • 投資金額
    ¥15,000,000
  • 病気
    Tuberculosis
  • 対象
    Drug
  • 開発段階
    Hit Identification
  • パートナー
    中外製薬株式会社, The Global Alliance for TB Drug Development

最終報告書

1. プロジェクトの目的

本プロジェクトの目的は、結核の原因菌である結核菌(Mycobacterium tuberculosis: Mtb)に対する増殖阻害活性を持つヒット化合物を同定することである。  

 

2. プロジェクト・デザイン

中外製薬が所有する精製天然物ライブラリーを用いて、Mtbの増殖阻害活性を指標にしたスクリーニングを行った。また、Mtbが持つ2つの酵素反応の阻害活性を指標としたスクリーニングも行った。      

 

3. プロジェクトの結果及び考察

Mtbに対する増殖阻害スクリーニングの結果、1 つの化学物質群がヒットした。これは既知の微生物由来の天然物であったが、Mtbに対する活性は文献には報告されていなかった。そこで、新たな類縁体を合成し、Mtbに対する活性試験を行った。これらの類縁体の薬物動態と潜在的な毒性特性を調べたところ、いくつかの類縁体が結核治療薬のリードとなる可能性が示された。一方、二つの酵素系を用いたスクリーニングからは有望な化合物は見出されなかった。これらのデータに基づいて、Hit-to-Leadの提案をGHITに提出したところ、採択された(H2019-201)。本プロジェクトより、天然物が新規結核治療薬の潜在的なヒット源になり得ることを確認することが出来た。